こんにちは。専務の林です。
初めての投稿します。よろしくお願いします。
本日は、現場の安全について投稿します。
突然ですが、
「ご安全に」って聞いたことありますか?
皆様、「ご安全に」という掛け声を知っていますか?
僕は今の業界に入るまで知りませんでした。
製造業や建設業などで朝礼や会議を締める際に「今日も1日ご安全に」といった使い方をします。
ウィキペディアに「ご安全に」の語源は、
製鉄業の住友金属工業の人物が、ドイツの鉱山で使われていた挨拶 “Glückauf ” を1951年に知り、訳した言葉が広まったものと推定される。1953年から住友金属工業の挨拶運動として展開され、その後広まった。
なんと約70年前にドイツから来た声掛けが今でも変わらず使われているのです。
それだけに現場の安全は終わりなき課題です。
全員参加の安全会議
先週末、安全勉強会を開催しました。
弊社の安全会議は、安全衛生委員が数名会議に出席し課員に伝達という会議手法を取らず、全員が出席してトップ情報を共有することにこだわっています。
統括本部長の大部が講義しました。
安全衛生労務研修会に出席しての情報や災害事例をまとめるなど無災害へ向けて資料を作り講義しています。
主な内容は、
・ハインリッヒの法則
・令和2年度 滋賀県内の労働災害発生状況報告
・災害事例から学ぶ
・ヒヤリハット、KYTの重要性
でした。
ハインリッヒの法則
講義の中に出てきたハインリッヒの法則とは、アメリカの損保会社に勤めていたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒによって発表された論文の中に出てくる法則です。
重大な事故を調査した際、重大な事故が1件起こる背景には、300件のケガの無い小さなミス(ヒヤリハット)と29件の軽いケガをする事象が隠れてるという法則です。交通事故や航空事故、医療事故などの分野でも分析に使われているそうです。
この300件のヒヤリハットを可視化して重大な1件の事故が起こる前に手を打っていくことが安全への第一歩となります。
弊社でも定期的にヒヤリハットを収集しそこに対して根本的な解決を打ち続ける努力をしています。
どんな業種の職場でも日常の運転でも事故や災害の可能性はあります。
ヒヤリとした、ハッとした経験をしたら放置せず、その先に重大な事故があることを忘れずに対策を打っていきましょう!!
それでは今日も1日ご安全に!